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宅建から宅建士への名称変更で試験難易度は上る?

    官報の抜粋2014年6月25日に官報(号外141号 P18~19)で公告された宅建業法の一部改正で、宅地建物取引主任者の名称が宅地建物取引士に変更されることが決定し、2015年4月1日から施行されます。

    今まで「宅建」や「宅建主任者」で呼ばれていたものが、今後は「宅建士」「宅建取引士」の呼称に変わってくると思われます。
    ※当サイトも「宅建士」の語呂がイイのでタイトルにつけてたりします^^

    で、今回の改正で名称が変更されたことによる影響についてですが、現時点(2014年12月)では特に情報がないのですが、不動産業界では「宅建士(宅建)試験の難易度が今後上るんじゃないか?」ということが噂されております。

    まぁ、その噂についても全く根拠がないって訳ではありませんので、よく言われているものを以下にまとめてみました。

    根拠その1
    「主任者」から「士」への格上げで資格のグレードも上る?

    呼び名そのものから来る理由となりますが、主任者から士業を表す「士」へ変更されることで資格そのものの地位向上を図っていることが見て取れます。

    で、現在の「士」の付く資格については多数ありますが、いずれにおいても難易度が高い傾向にあります。

    参考までに代表的な士業資格の合格率と合格するまでに必要な勉強時間を載せておきます。

    ◆法律・ビジネス系の「士」の付く資格
    資格名 合格率 標準学習時間
    司法書士 約3.0% 3000時間
    公認会計士 約8.0% 3000時間
    税理士 約14.0% 2500時間
    不動産鑑定士 約11.0% 2000時間
    中小企業診断士 約4.0% 2000時間
    土地家屋調査士 約9.0% 1500時間
    行政書士 約10.0% 1000時間
    社会保険労務士 約5.0% 1000時間
    宅地建物取引士 約15.0% 300時間

    多くの士業資格の試験合格率が10%以下となっており、また必要な勉強時間も1000時間以上を必要とします。

    その点、今の宅建士の資格試験については合格率、標準学習時間ともに上記に挙げている士業資格程はキツくないので、いずれは行政書士や社労士のレベル位になるかもしれません。

    根拠その2
    宅建業法の一部改正の理由がソレを匂わせている

    今回実施された宅建業法の改正にはいくつか理由がありますが、その中でも以下の内容については、現在の宅建士の水準を危惧した意味での内容とも読み取れます。

    (3)宅地建物取引士の信用失墜行為の禁止
    宅地建物取引士は、宅地建物取引士の信用又は品位を害するような行為をしてはならない。(第15条の2関係)

    (4)宅地建物取引士の知識及び能力の維持向上
    宅地建物取引士は、宅地又は建物の取引に係る事務に必要な知識及び能力の維持向上に努めなければならない。(第31条の2関係)

    (5)宅地建物取引業者による従業員の教育
    宅地建物取引業者は、その従業者に対し、その業務を適正に実施させるため、必要な教育を行うよう努めなければならない。(第31条の2関係)

    「信用失墜行為の禁止」「知識及び能力の維持向上」「従業員の教育」などのキーワードより、宅地建物取引業界自体の水準を上げたいことがヒシヒシと伝わってきます。

    業界水準を上げるためには、そこに携わる人の水準を上げる必要があり、しいてはそれを証明する資格そのもののハードルが上ることにも繋がってくると言えるでしょう。

    今後、宅建士の難易度が上ってしまう前に取得しておくのが吉!

    資格コンサルタント宅地建物取引主任者から宅地建物取引士に変わることで試験そのものの制度が変更されたり、難易度が上るかどうかは今のところはなんとも言えませんが、この記事でご紹介した理由より今後、難易度が上る可能性は非常に高いと言えます。

    ただし、いきなりかけ離れた難易度に上るようなことはないと思いますので、宅建士の資格を目指すのであれば、特に制度の変更がなされていない今が狙い目かと思います。

    「近い将来、宅建士を取りたい」とお考えの方は、計画前倒しですぐにでも行動することをおすすめします^^

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