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宅建士試験の難易度を知るうえで重要な3つのポイント

    はてな宅建士の難易度については「宅建士試験の合格率が低くなってしまう2つの理由」の記事でも紹介させて頂きましたが、近年の合格率は15~18%と結構低めに設定されており、決して簡単な試験ではないことが伺えます。

    ただし、一般的には「そんなに難しくないよ~」的な意見も多く、実際のところどうなのかが気になるところでしょう。

    そこで、難易度が高いのか低いのか白黒ハッキリ付けるべく、管理人の独自の見解のもとに宅建士の難易度を3つのポイントでチェックしてみました。

    これから宅建士を目指す人にとっては、難しい試験なのか簡単な試験なのかを知ってるか知らないかで気構えも違ってくるので、試験対策前にサラっと確認してみてください。

    ポイント1:
    他の法律系試験と比べるとそれほど難しくはない、が、しかし・・・

    試験の難易度を計る場合、資格試験に合格するために必要な勉強時間を比べてみるのが一番手っ取り早い方法ですが、とりあえず宅建士に系統が近い資格、および法律系資格の取得までの勉強時間、そして合格率を一覧にまとめてみました。

    資格名 科目別合格制度 勉強時間 合格率
    (2013年度)
    難易度
    旧司法試験 なし 約10,000時間 ※1.50%
    司法書士 なし 約3,000時間 3.77%
    公認会計士 あり 約3,000時間 10.10%
    弁理士 なし 約3,000時間 6.90%
    不動産鑑定士 なし 約2,000時間 11.30%
    税理士 あり 約2,000時間 16.80%
    土地家屋調査士 なし 約1,500時間 8.82%
    社会保険労務士 なし 約1,000時間 9.30%
    行政書士 なし 約700時間 8.27%
    マンション管理士 なし 約600時間 8.20%
    宅地建物取引士 なし 約300時間 17.50%
    管理業務主任者 なし 約250時間 21.00%

    ※司法試験は平成20年度より新制度となったため平成19年のデータを引用

    こうやって見てみると、ビジネス系・法律系の資格試験の中では宅建士は比較的に難易度がそれほど高くない試験のように見受けられます。

    「ってことは、楽勝ってことねっ!」と言い切ってしまいたいところですが、ここで比較対象として挙げている資格試験については、ほぼその資格さえ取得すれば独立開業が出来るいわゆる業務独占資格であり、それらはいずれにおいても難易度が非常に高い試験となっております。

    旧司法試験の勉強時間:1万時間とかは論外(てゆうか何年?)ですが、1000時間以上の勉強時間を必要とする資格試験については、1年間以上の期間を必要とする試験だと思ってもらってよいでしょう。

    それらと比べると、まだ宅建士の難易度は低いと言えますが、それでも300時間は勉強時間が必要であることを考えると、決して楽勝とは言えない難易度であると言えるでしょう。

    ポイント2:
    10人受験して8人は確実に不合格になる試験

    先ほどの表にも挙げておりますが、宅建士の合格率は、17.5%となっており、過去10年間の合格率で見ても20%を越えたことがありません。

    ようは、受験生10人のうち8人は確実に不合格になる試験ってことが言えます。

    こう書いてしまうと、合格率の低い難関試験な感じがしますが、宅建士試験のイイところでもあり悪いところでもあるんですが、受験制限が一切ないため受験料さえ払えば誰でも受験することが可能です。

    受験制限のない資格試験ではありがちな傾向なんですが、ロクに試験対策をしていない方、会社から強制的に受験させられている方などのいわゆるヒヤカシ受験生が多いため、合格率そのものを下げている要因となっております。
    ※個人的には半分くらいはヒヤカシだと思ってます。

    公表されている合格率だけ見るとテンションが下がってしまいますが、きっちり試験対策をした人の中での合格率でいえば、おそらく倍以上の合格率があると言えます。

    なので、合格率の観点でいえば、実質的な難易度はそれほど高くないと言ってもよいかと思います。

    ポイント3:
    過去問丸暗記では対策でいない試験

    資格試験の中では過去問を過去10年分くらい答えを丸暗記さえすれば合格できるようなものもありますが、宅建士の試験に関して言えば、そのやり方では合格ボーダーラインを越えるのは極めて厳しいです。

    もちろん、数問レベルであればその勉強法で拾える可能性もありますが、やはり基礎部分がしっかり出来た状態で、かつ過去問についても内容の理解(なぜそれが正解なのか?もしくは不正解なのか?の理解)をしっかり行わないと確実な得点が出来ないと言えます。

    資格取得までに必要な勉強時間が300時間となっている理由も、きっちりとした内容の理解を求める試験であるためと言えるでしょう。

    結論:
    宅建士試験の難易度は・・・

    以上、3つのポイントで宅建士試験の難易度を分析してみましたが、結論としては、、、

    キッチリ勉強すればそんなに難しくない試験っ!

    ということが言えるんじゃないでしょうか?

    3つ目のポイントで書いている通り、基礎+問題解答の力を身に付ける学習をしてきた人からすれば、宅建士は余裕で合格できる試験だと言えますが、中途半端な学習/勉強方法そのものが間違っている方などにとっては非常に難関試験に見えてしまうと思います。

    まぁ、これから宅建士を目指す方は、表面的な合格率の情報には踊らされないようにし、本質の理解とその応用力を高める勉強にさえ注力すれば、おのずと合格が見えてくる試験だと断言出来ます。

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